こんにちは!なゆたです
あと数日で6月も終わりですね
セクマイならご存じの人が多いと思いますが、6月は🌈プライド月間
実は私、今年はじめて知りましたΣ(゚Д゚) セクマイ歴50年近いのに💦
そんな私が🌈プライド月間について思うことを紹介します
プライド月間とは?
「もう知ってるよ」って方は、読み飛ばしてもらって大丈夫です(^-^)
プライド月間の起源は1969年6月28日にニューヨークで起きた「ストーンウォール事件」
LGBTQがよく集まっていたニューヨークのゲイバー「ストーンウォール・イン」で、不当な踏み込み捜査を行った警察に対し、居合わせたLGBTQ当事者らが真っ向から立ち向かって暴動となった事件です
権力によるLGBTQ当事者らの迫害に立ち向かう抵抗運動として象徴的な出来事とされています
翌年には、ストーンウォール1周年を記念した大々的なデモ行進が行われ、それが現在のプライドパレードに至っています
ストーンウォール事件が6月28日に起きたことから、6月1日~6月30日までをプライド月間と呼んで色々な取り組みが行われるようになりました
日本のプライド月間について思うこと
便乗しているだけの企業が多い
多様性の受け入れに積極的に取り組んでいる企業もありますが、レインボーカラーの商品を限定販売するだけでコンセプトをアピールしていなかったり、社内規則も多様性に取り組んでいないところが多いです
従来の規則を変えていくには周りの理解も時間も必要だと思いますが、LGBTQ+当事者にとって、そこが一番重要なことなので、そのための🌈プライド月間にしてほしいと思います
残念ですが、バレンタインやハロウィンと同じような期間商品販売のイベントとしてや、表向きのイメージアップに使われている気がします
私達は6月だけLGBTQ+なわけではない
話題として取り上げられるのは世の中の変化としてありがたいですが、私は物心ついた時からLGBTQ+なので、このイベント的な騒ぎに少し引き気味です
本当の意味で理解してもらっているのか、ただ変ったものを楽しんでいるだけなのか、いまいち見分けがつきません
「自分はLGBTQ+だ!!」って外にアピールできる人って少数で、周りに隠して生きてる人のほうが圧倒的に多いよね…(^^;) ノリじゃなくて、一生この問題がついてくるんです💦
職場や学校での性別の問題、同性結婚できないだけでなく、賃貸契約しにくかったり、パートナーの最後に立ち会えない等の問題も見直されてきました
LGBT理解増進法に思うことも多々あるけど、色々な人が人として尊重しあえる社会になってもらいたい
そっとしておいてほしい場合もある
役所とか相談窓口とか、いかにも「私LGBTQ+です」ってコーナーを設ける流れ…もう少し配慮してほしいと思ったりします
だって、そのコーナーに行くだけで周りにバレちゃいそうですよね(^^;)
明らかに「理解あります!」っていうよりも、そういう人達がいて当たり前だと、そっと受け入れてほしいです
自分は良くても、家族や親せき等への影響を考えてオープンにできない人は、たくさんいます
私はアラフィフの昭和世代ですが、親に自分がセクマイだということは話していませんし、話さなくても良いと思っています
逆に平成生まれの子供たちには、カミングアウトして受け入れてもらうことができました(^-^)♪
カミングアウトの様子については別記事にしてあります
それぞれの立場や置かれている環境で、オープンにできたり、しないほうが良かったり… 社会に理解して受け入れてもらえるには、まだまだ時間が必要ですね
認知度が上がるのはありがたい
以前に比べてLGBTQ+の認知度は格段に上がっていますよね
これは、先頭に立って社会にアピールしたり、行政に働きかけてくれている方々のお陰だと思っています
私が子供たちにカミングアウトできたのも、子供たち世代がLGBTQ+について知っていたからですし、社会的にも話題に上がるようになったからだと感じます
40年以上ず~っと生きにくく、苦しかった私にとって、自分らしく生きやすい世の中になってきているのは本当にありがたいです
色眼鏡で見られることなく、その人らしさを尊重した生きやすい社会になると嬉しいな✨
まとめ
昭和の時代にはLGBTなんて言葉は知らなかったけど、40年後には法案ができるまでになりました
今でも、赤いランドセルを背負いたくなかった小学生時代を思い出します
6月の🌈プライド月間、あと数日で終わりますが、LGBTQ+の理解とそれに対する取り組みは途切れることなく続いてほしい
色々な人が、当たり前の幸せを感じて暮らせる社会になることを願います
今回は少し真面目な話でしたが、性別の問題って、どこに行ってもついて回るので、誰にも言えずに悩んだり苦しかったり…当事者にしかわからないことが多いです
なので当事者の私の目線で書いたこの記事が、何か少しでもお役に立てたら嬉しいです(^-^)♪
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